安全な自転車ライフのために知っておきたいこと
子供が一人で自転車に乗る事は親としては心配なもの。
しっかりルールを守って乗ることを教えて、安全に乗ることができるようにしてあげましょう。
まず自転車に乗る際は必ずヘルメットを着用するようにしましょう。
自転車事故で転倒した場合などは、頭部に大きなダメージを受けることが多く、そのダメージを防げるのがヘルメットです。
子供乗せ自転車に乗せる時または初めての自転車を買う時に一緒にヘルメットを購入し、自転車に乗るときはヘルメットを着用するものだという意識づけをするのが重要です。
なお、サイズが合わなかったり、ゆるく着用していると効果がなくなることもありますので、しっかり子供の頭にあったヘルメットを購入しましょう。
自転車は道路交通法上「軽車両」に分類されるため、基本的には車道を走るように決められています。
これには例外もあり、13歳未満の子供が運転者の場合は歩道を走ることが認められています。
子供には歩道または自転車専用道路を走るように教えましょう。
しかし、子供が歩道を走ることが認められているとは言っても、基本的に歩道は歩行者優先の道路です。
歩道を走る場合は、車道に近い側を走らなければいけません。
また、場合によっては自転車を降りるように教えておきましょう。
基本的な交通ルールを守るのはもちろんのこと、自転車特有のルールやマナーは小さいうちから身に着けられるようにサポートしましょう。
生活において便利な道具である自転車ですが、点検が不十分な自転車に乗り続けることは、様々な危険のもとになります。
長く安全に乗るためには、定期的に点検をする必要があります。
まず、自分でできる日常的な点検として、タイヤの空気チェックがあります。
空気が抜けているとパンクの原因にもなります。
最低でも月に一度、頻繁に乗る人は1~2週間に1度くらいを目安に空気が抜けていないかチェックをしましょう。
できれば空気圧計つきの空気入れを購入し、その自転車の推奨の空気圧に整えておくと乗りやすくなります。
また、毎回乗る前にはブレーキの効きやベルが鳴るかなどは確認しておきましょう。
新しい自転車を購入した場合は、購入1~3か月後を目安に初回点検をうけましょう。
新しい部品はねじの緩みやワイヤーの伸びが起こることが多く、再調整をする必要があります。
この初回点検以降は、半年か最低でも年に1回を目安に自転車店での定期点検を受けましょう。
ブレーキワイヤーやブレーキシューなどは消耗品ですので、異常がなくても2年程度を目安に交換した方が良いでしょう。
定期点検以外でも何か異常を感じたら、すぐに自転車店で見てもらうようにしましょう。
なお、しばらく乗っていなかった自転車に久しぶりに乗る場合などは、事前に点検を受けておくことをお勧めします。